レレレ
(C) http://www.koredeiinoda.net/manga/bakabon_chara.html
・登山レポ、間に合わず
が、この前行った武甲山のレポがまだ書けていないので、まずはそちらですね。今週中にはどうにかUPしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
塔ノ岳に……登って……きました…… - これからのこと
この時は間に合うと思ってました。Kくんごめん。今週中にはUPします。塔ノ岳レポはもうちょい待って。
・大学でレポート課題が出される
以前、エピローグにおける「僕は元気です」の汎用性という記事の中で書いた煮え切らない話の教授から今月末までのレポート課題が出され、「レポートを書くためにPCに向かう→YouTubeに現実逃避→逃げちゃダメだとWordに戻る→3行書いて現実逃避→そうこうしてたらAM3時→おやすみ」の悪循環に陥ってました。低きに流れるうみやです。それはもう無抵抗で流れていきます。
ギリギリまで現実逃避してしまうこの性格、いつになったら直るんですかね。元の性情がそれだから、「直る」とは言わないか。
小学生の頃から宿題を期限内に出したことなんて数えるほどしかなく、中3で高校に上がるための卒論を書いた時も (中高一貫校で、進学の条件がそれだった) 期限に遅れて受け取りを拒否され、逆ギレしてそのまま家に帰った僕です。たぶん直らないんだろうなあ。(ちなみに卒論の件はその後学校側から連絡が来て、「受け取りを拒否されたからって提出せずに帰るとは何事だ」と叱られました。ほんとに何事だ)
そんなこんなで、現実逃避のYouTube沼に溺れていたために登山レポも間に合わなかったわけです。言い訳言い訳。
・レスポンシブデザインを試すも、すぐに元に戻す
ここのところ「見出し」機能を使い始めたのでそれをスマホにも反映させるべくレスポンシブデザインを試してみたのですが、「見づらい!」「めんどい!」と大不評だったため、試用期間3日ほどで元のデザインに戻しました。確かにあれは自分でも相当見づらいと思ったしいずれ元に戻すつもりではあったけど、これだとせっかく「見出し」機能を使ってもスマホには表示されないし、なんか悔しいんだよなあ。うーん……。
なんだか煮え切らない話になりましたが、今回はこのへんで。今週中に武甲山レポ、それと創作小説もUPしようと思ってるので、よければそちらも読んでください。
では。
夕景/荒川/新河岸川
こんにちは。先日、大学構内を歩いていたら「1年生の方ですか?」と声をかけられたうみやです。年を下に見られるのにはもう慣れっこです。半笑いで「4年です」と答えたら、謝って遠ざかって行きました。なんだったんだろう、アレ。
さて、そんな見た目も精神年齢も幼い僕は、今日は北区赤羽に寄り道して写真を撮っていました。
もともと僕は、知らない街を無目的に散策するのが大好きです。高校生の頃からふらっと見知らぬ土地に行ってはぶらぶら歩くだけの街歩きをしていたため、今ではそれで好きになったお気に入りの土地も幾つかあったりします。
街に出向くキッカケになるのは地名のおもしろさだったりネットサーフィン中に見つけた気になる公園だったり小説やアニメの舞台だったりとさまざまです。今日行った北赤羽は高1か高2の時になんとなく「荒川行ってみたいなあ」と思い、グーグルマップであたりをつけて出掛けたのが最初でした。一口に荒川といっても秩父から羽田まで該当しますからね。マップでだいたいのあたりをつけて、それで当日降りる駅を割り出すわけです。
僕のお気に入りの街のひとつである北赤羽。高校の時から、たぶんもう5回以上は来てる。
今日は大学の授業が3限終わりだったので14:30には自由の身だったのですが、夕景を撮りたかったので新宿で16時頃まで時間を使い、それから埼京線に乗りました。そんなわけで北赤羽に着いたのは16:30頃だったのですが、西の空は既に暮れかけていて、ちょっと遅かったかなという感じ。
北赤羽駅周辺には見ての通り荒川だけでなく新河岸川 (グーグルマップでは隅田川と表示されてるけど、この先の岩淵水門まではまだ新河岸川) も流れてるんですが、そちらの上流方面がそれはもういい感じに焼けてまして、どうしようか迷ったんですが結局先に荒川に向かいました。もともと「荒川で夕陽撮るぞ!」と意気込んで来てたんで。
ただ……
河川敷を撮るよりも、土手から街を撮ったほうが映えるっていうね。ちなみにこの写真では富士山が見えています。
しばらくがんばってカメラを構えてたんですが、やはり圧倒的に西の空が焼けていて、で、そっちの方角は荒川の土手からだとうまく撮れないんですよね。なので結局駅まで戻り、新河岸川に向かうことに。
走りました。ほんと夕景はあっという間に撮れなくなってしまうから大変。
ちなみに僕は写真に関しては全くの素人です。ただ楽しいから撮っています。カメラは父のを半ば借りパク状態です。
これ。カメラ通の父に言わせれば、デジタルカメラでは高性能の部類に入るとのこと。詳しいことは僕にはわかりませんが、実際に使っていて普段使いには十分だと感じます。カメラのほうで勝手に焦点を合わしてくれるオートモードもあれば、自分で絞ることもできる。また、上の画像からもわかるようにこのカメラはデジカメのくせにファインダーが付いていて、片目を押しつけると「いかにも写真を撮ってる感」が味わえます。それがなんだと聞かれれば黙り込むしかないですが、世の中には様式美という言葉もあるわけで。
新河岸川で写真を撮りまくった後は、再び荒川の土手に戻りました。
もはや夕景ではなく夜景です。でも撮る。
スマホでも撮ってみた。こうして見比べてみると画質の差が一目瞭然。(SONYの回し者ではありません)
そして、やはり川よりも街のほうが映える (夕陽に)。
16:30頃に来て、17:30まで約1時間いました。その間は写真を撮ったり惹かれた路地に入ってみたり……。無目的 (といっても、今回は「写真を撮る」というゆる〜い目標はあったわけですが) に慣れない街をぶらぶらしたのは久しぶりでしたが、絶えずドーパミンが分泌されている感じで、まるで何かをキメているがごとく、頭の中が常にハッピーで満たされてました。今回改めて、こうやってひとりで街歩きしている時がいちばん幸せだなと思った。
まあでも、17時を越えた荒川土手は暗いしひとけは無いしでさすがにキケンなので、未練たらたらその場を後にしましたが。
おまけ
ところで、今日は『よつばと!』13巻の発売日でした。もちろん買いました。
今日、16時まで新宿で何をしていたのかといえば、伊東屋で文具を買ったり、本屋でこの『よつばと!』を買ったりしていたわけです。これでしばらくは生きていける。
文具と『よつばと!』を買ってもまだ時間が余ったので、ヨドバシでポメラも見ました。ここのところ、小説の執筆に使えないかと購入を検討してたんですよね。PC持ってるだろうになんでと思われるかもしれませんが、PCの広い画面だと画面全体で見た時の文字のバランスばかり気になって執筆に集中できないんですよ。こんなことを書くと「おまえはどこの大作家だ」と言われそうですが、僕は部分部分で極度に神経質なので、これがなかなか困った問題なのです。縦書きではなく横書きにして対処するという方法もあるにはあるんですが、それもいまいちしっくりこないし。それに前付き合っていた彼女がポメラで小説を書いていて、端から見たら恰好よかったからというくだらない理由もあります。
で、ヨドバシで実際に触らせてもらったんですが、思っていたよりもキーボードが叩きにくい。それと、とにかく横に細長い。
文字サイズを自由に変えられるので自分にちょうどいい文字量に調節することができるという利点はあるし持っていたら持っていたで便利なんでしょうが、実物に触ってみた感想としては、これに2万は出せないなと思いました。というわけでポメラ案は没。おとなしくPCで小説書こう。
文系男子による好きなアルバム紹介
ここのところ登山の話題ばかりだったので、たまには音楽の話でもしようかと。てなわけでいきなりですが好きなアルバム紹介。「オススメの」ではなく、あくまで「好きな」アルバム紹介です。特にマイナーなアルバムを紹介するわけではないので、「最近の大学生はこんなん聴いてるのか〜」みたいに思って読んでいただければ幸いです。
松任谷由実『PEARL PIERCE』(1982)
- アーティスト: 松任谷由実
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 1999/02/24
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
好きなアルバムと聞いて真っ先に思い浮かぶのがこれ。初っ端から大学生感はゼロですが、それでも好きなんだからしょうがない。
都会のOLの暮らしをイメージして編まれたというアルバムで、ユーミン自身いちばん好きだというアルバム。季節は夏。OLの夏休み。
個人的には、昔祖父母の家に帰省する時に車で聞いていたため、パール・ピアスといえば高速道路のイメージがあります。今でも高速に乗ると聞きたくなる。特に夜。
どの曲も好きですが、とりわけ最初の「ようこそ輝く時間へ」、そこからの「真珠のピアス」、あとは「フォーカス」なんかもロマンティックで大好きです。とにかく洗練されたアルバム。ユーミンと正隆のセンスがいかんなく発揮された名盤。
松任谷由実『DA・DI・DA』(1985)
ユーミンからあと1枚だけ好きなアルバムを挙げるとしたら、『THE GATES OF HEAVEN』と迷うところだけどおそらくはこっち。
さっき紹介したパール・ピアスとは対照的に、こちらは冬のアルバム。曲もパール・ピアスがどちらかといえば地味で渋好みなのに対し、「シンデレラ・エクスプレス」「青春のリグレット」など有名な曲 (もっとも、ユーミンの曲はたいてい有名だともいえるけど) が多い。
パール・ピアスには洗練された都会のOLの暮らしが描かれているけれど、ダ・ディ・ダは僕の印象で言うならば、もっと身近な、街のどこにでもいる若い男女の暮らしぶりが描かれているように思います。このアルバムで僕がいちばん好きなのは「月夜のロケット花火」。これはユーミンでは珍しく男女の歌ではなく、それこそどこにでもいる若者たちの歌。就職を控えた若者たちが最後の青春を謳歌すべく防波堤でロケット花火を打ち上げ、それを見た「私」がいつまでも「子供でいたい」と願う。そういう曲。
大学4年生ともなれば誰しも共感せざる得ない曲です。まあ、僕はあと1年行くんですけどね。
andymori『andymori』(2009)
- アーティスト: andymori
- 出版社/メーカー: Youth Records
- 発売日: 2009/02/04
- メディア: CD
- 購入: 6人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (86件) を見る
やっと大学生っぽいアルバム。andymoriの1stフルアルバム『andymori』。
「なんで『ファンファーレと熱狂』じゃないんだ」という声がファンから聞こえてきそうですが、もちろん『ファンファーレと熱狂』も大好きなんですが、どれか1枚だけを挙げるとするなら、ファンファーレと比べてコンセプト感では落ちるものの、よりandymoriのエッセンスが詰まったこちらかなと。そもそも僕がandymoriにハマるキッカケとなった曲が「モンゴロイドブルース」だし、「青い空」「ハッピーエンド」なんかはそれこそandymoriらしさがぎゅっと詰まった曲だと思うし。
それに何より、僕は「Life Is Party」が異常なほど好きなんですよね。エッセンスという意味ではこれほどandymoriが濃縮された曲もないと思うし、もっといってしまえばエッセンスがどうこうとかもうどうでもいいほどに本能で好き。
MVもたぶんいちばん好きです。これほど曲の世界観を巧みに表した映像もそうそうないのでは。
Predawn『A Gorlden Wheel』(2013)
- アーティスト: Predawn
- 出版社/メーカー: Pokhara Records / HIP LAND MUSIC
- 発売日: 2013/03/27
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
その独特な音楽世界をしばしば童話に喩えられるPredawnの1stフルアルバム。タイトルの『A Gorlden Wheel』は直訳すれば「金の輪」で、これは小川未明の童話の題名。
なんていうのかな、楽器とか録音方法とかの詳しいことは僕にはわからないんですが、ひとつひとつの音が丁寧。どの曲もアーティストが心から楽しんで時間をかけてつくっているのが聴いてて伝わってくる。曲調は最初に書いたとおり童話の世界をイメージさせる夢幻的な感じなんだけど、静かな旋律と囁きかけるようなヴォイスもあいまって、聴いているとふしぎに落ち着く。ちなみにアーティスト名「Predawn」は「夜明け前」という意味。つまりは「未明」。でも、僕は夕方の陽が落ちかけている時間帯に聴くのも好きです。このアルバムの曲だと「A Song for Vectors」「Drowsy」とかは特に。1日出掛けて夕方家に帰る時とか、ぴったりです。
ユメオチ『これからのこと』(2012)
満を持して登場。言わずもがなこのブログのタイトル元。ブログのタイトルを考えていた時、思いつくと同時に即決しました。これほどしっくりくるタイトルもないだろう、と。
CDのブックレット等を見ていると作曲、編曲などでちょくちょく目にする行達也がすべての作曲を担当。ヴォーカルは現在sugar meとして活動中の寺岡歩美。
詞、旋律、ヴォーカル、どれを取ってもたまらなく好き。特に詞には心を揺さぶれるものが多い。詞は全曲「保坂ねこ」クレジットになっているんだけど、ネットで検索しても出てこないし、いったい何者なんだろう。これまでに出逢ったなかで小山田壮平と並ぶ好きさなんだけど。「若き日の思索のために」(曲名が既にかっこいい) の「くだらない世の中に 覚悟決めてさ/すべての優しさに さよなら」とか、「暮らしの眼鏡」の「気が付けばいつの間にか 移ろいゆく君を見てた」とか。全体的に、世の中に対する諦念と、その諦念を抱えながらも生きていくんだという前向きな姿勢、いわば「前向きな諦念」みたいなものが流れているように思う。それは若者が大人になる時の「達観」にも似ているのかもしれない。
僕は上に挙げた「若き日の思索のために」と「さよならを教えて」の2曲を聴いた時点で完全に心を撃ち抜かれた。全曲好きだが、やはりこの2曲、そして「暮らしの眼鏡」が愛おしいほどに好き。
このアルバムは、なぜだか旅先で聴きたくなることが多い。ローカル線やバスの車窓から知らない景色を眺めている時、なんだか無性に聴きたくなる。そして聴くたびに、いつかは「くだらない世の中」に覚悟を決めなければいけないこと、いつまでも若者ではいられないことを考える。
最近好きなアルバム
ここからは番外編。見出しのとおり、最近好きなアルバムの紹介。ここのところシティポップにハマッているので、そちら関係のアルバムが多くなるかな。
南壽あさ子『Landscape』(2012)
なんて書いときながら、いきなりシティポップとは縁遠いアルバムを挙げるっていうね。
この前の「『うたかたの音楽祭 第2幕』in 早稲田2015」で圧倒された南壽あさ子の1stミニアルバム。南壽あさ子は今年の6月に初めてのメジャーアルバム『Panorama』もリリースしてるんだけど、僕は断然『Landscape』のほうが好き。
南壽あさ子の魅力はなんといってもその幻想的な世界観。静かなピアノの旋律と物語の予感を孕む澄んだ声が聴く者をその世界観に惹き込んで離さない。ほんと、先日のライブでは1曲目の「回遊魚の原風景」から最後の「歌うことだけ」までずっと彼女の世界観にどっぷり浸かり、恍惚としているうちに終わってしまいました。あんなに曲の世界観に惹き込まれたのは初めてだった。
sugar me『Around The Corner』(2015)
こちらも先日の『うたかたの音楽祭 第2幕』にて僕を幸せな気持ちにさせてくれたアーティストのアルバム。ユメオチのヴォーカル寺岡歩美のソロ・プロジェクトsugar meの『Around The Corner』。
前回の『Why White Y?』が夏のアルバムだったのに対し、今回はジャケットからもわかるように秋冬の雰囲気です。
聴いた感想としては、相変わらず面白い音楽をやるなあ、と。意欲作だと思います。あと、1曲目が「Rabbit Hole Waltz」というアリスの世界観を思わせる曲なんですが、アルバム全体の雰囲気としてもどことなくそんな感じがする。僕はこの1曲目と2曲目の「Emily」が好きです。ライブでの「Emily」は最高だった。あと6曲目の「To Be Alright」も世界観が濃くて好き。
ルルルルズ『色即是空』(2014)
やっとシティポップっぽいアルバムの登場。ルルルルズの『色即是空』。「色即是空」とは、Wikiによれば「『般若心経』にある言葉で、仏教の根本教理と言われる。「色」は、宇宙に存在するすべての形ある物質や現象を意味し、「空」は、固定した実体がなく空虚であるという意味。』。色即ち是空 (しきすなわちこれくう)、ですかね。すべての物質現象は空虚なんだよ、と。
さっき紹介したユメオチの作曲担当である行達也がここでもほとんどの作曲を手がけています。そうであるからして必然的にユメオチと曲調は似るんだけど、ヴォーカルと歌詞が違うからか全体としてはそこまで似た感じはない。こっちのがよりシティポップの影響を受けている感じがします。ヴォーカルも寺岡歩美の透明で無垢な声とは異なり、憂いを帯びたちょっと大人っぽい声。どちらも女性ヴォーカルではあるんですが。
1曲目の「All Things Must Pass」が見事なまでにこのアルバムのコンセプトを表していると思います。僕はこれと3曲目の「街はたそがれ」が好き。意外なことに、アルバムでゆいいつ行達也の作曲ではない曲。ちなみに、2曲目の「Hello It's Me」の出だしはユメオチの「さよならをおしえて」とそっくり。初めて聴いた時は笑いました。
冨田ラボ『Shipbuilding』(2003)
- アーティスト: 冨田ラボ,松任谷由実,ハナレグミ,畠山美由紀,キリンジ,saigenji,bird
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シティポップといえば冨田恵一、なのかどうかは知らないけれど、行達也が紹介してるんだからそうなんでしょう。
上のアーティストのところを見てもらえればわかるようにV.A. アルバムなんだけど、すべて冨田恵一の仕事 (もしかしたら編曲のみの曲もあるのかもしれないけど) ということで、とにかくかっこいい。こんなん中高生の時に聴いてたら間違いなくハマッてた。「大人っぽさ」の詰め合わせ。
ちなみに僕は冨田恵一つながりでキリンジを知りました。ほんとはここでも紹介したいくらい今ハマッてるアーティストの筆頭なんだけど、まだ紹介できるほどアルバムを聴いていないのでここでは断念。とりあえず「Drifter」がいい曲であるとだけは書いておきます。
Shiggy Jr.『is not a child.』(2013)
ルルルルズ、冨田ラボと続いてここでまたちょっと雰囲気が変わります。まあ、編曲のクレジットには行達也がいるんだけどね。
でも僕がこのバンドを知ったのは行達也つながりではなくて、単純にYouTubeの関連動画から。「LISTEN TO THE MUSIC」を聴いてみて、正直最初はぜんぜん良いとは思わなかったんだけどヴォーカルの声がかわいかったのでついつい何度も聴き、そうこうしてるうちに好きになってた。なんじゃそりゃ。
今回紹介するのはその「LISTEN TO THE MUSIC」が入ってるアルバムではなくて、1stアルバムの『is not a child.』。
1曲目の「Saturday night to Sunday morning」と2曲目の「サンキュー」がすごくいい。逆に言うとそれ以外はそこまで聴いてない。だからここに挙げるべきかどうか迷ったんだけど、好きなのには違わないから挙げることにした。
Shiggy Jr.は曲ごとにいいのとイマイチなのとまちまちなんだけど、 上に挙げた2曲みたいにたまにすごくいいのがある。それと、やっぱヴォーカルの声がかわいい。たぶん意識して歌ってるんだろうなって感じのあざとい可愛さなんだけど、個人的にそういうのに弱いので。
声がかわいいから歌ってる本人までかわいく見えてくるマジック。
南波志帆『水色ジェネレーション』(2011)
そしてトリを飾るのはこれ。南波志帆『水色ジェネレーション』。
正直これまで南波志帆は「アニメ声の人」という偏見があって敬遠してたんですが、この前たまたま耳にする機会があった時に「たぶん、青春。」を聴いて見方が変わりました。いや、確かにそーゆー系統の声であるのは間違いないんですが、それでもなにかしら惹かれるものがあるな、と。
南波志帆の声は「「マジックヴォイス」と評される」なんてWikiには書いてあって、これはちょっとよくわからないんですが、その同じ文章内で紹介されている西日本新聞の「10代のころにしか感じられない微妙な心の揺れ動き、人との距離感、目に映る景色といったものを真空パックに封じ込めたような音楽」という評言はなんとなくわかるな、と思います。確かにそんな感じ。
南波志帆のアルバムはカバーアルバムを除けばフル2枚にミニ1枚と3枚リリースされていますが、そのどれもが全曲プロデュースです。作詞・作曲ともにゲスト。ただ、どちらにもけっこう豪華な名前が散見されるので、ブックレットを見てるだけで楽しいです。ちなみにさっき挙げた「たぶん、青春。」は作詞が土岐麻子で作曲が矢野博康。2ndフルアルバムの『乙女失格。』では僕の好きな赤い公園の津野米咲が2曲に詞を寄せているんですが、ブックレットを見るまでもなく曲のタイトルでどれがそうかわかって笑いました。わかりやすすぎだろ。
話を1stフルアルバム『水色ジェネレーション』のことに戻すと、僕は1曲目の表題曲と3曲目の「こどなの階段」、4曲目の「たぶん、青春。」が好きです。これはこのアルバムに限らず南波志帆の音楽全体に言えると思うんですが、こどもと大人の狭間で揺れる「こどな」の心が繊細に表現されていると思います。曲調はもちろん作曲者によって異なるんですが、それでもやっぱりアニソンっぽいのが多いかな。リズム隊は申し訳程度にとりあえず鳴ってて、基本はシンセが目立ちまくるっていうあの感じ。軽い音が聴きたい時なんかオススメです。
おしまい
どうでしたか? 気になるアルバムはあったでしょうか?
冒頭にも書いたとおり、今回は万人に勧められるものではなくただ単に自分の好きなアルバムを紹介したので、大いに偏りがあったと思います。まあ、こんな趣向の人間もいるんだ程度に思っていただければ幸いです。
今回紹介しなかったアルバムでもSing Like Talking『WELCOME TO ANOTHER WORLD』やMy Little Lover『evergreen』など好きなのは幾つもあったんですが、とにかく大好きなアルバムだけを紹介するんだということで迷ったのはすべて没にしました。でも、そういう「好きだけどベスト盤には入らない」みたいなアルバムもいつか紹介できたらなと思います。
それでは、ここまで読んで下さりありがとうございました。この記事を読んでくれた皆様のフェイバリットアルバムが1枚でも増えますように。
塔ノ岳に……登って……きました……
先週の月曜日 (16日)、大学の友達Sと丹沢山地の塔ノ岳に登ってきました。
もう1週間も前の話です。
いつもなら「〜に登ってきました」記事は当日にUPするというのに、今回なぜ山行から1週間も遅れてのUPになってしまったのかというと、
風邪でダウンしてました。
しかも、登山後に風邪を引いたわけではなく、風邪を引いていながら山行を決行し、痛い目に遭いました。
当日の朝、起きたときから体がだるいな〜とは思ってたんですが、すぐに家を出なければならなかったこともあり、あまり深くそのことを考えなかったんですよね。で、集合場所の秦野駅に着いたときに「やばいかな……」と思い始め、バスに乗って登山口のヤビツ峠に着いたときには不安が確信に変わっていました。
こりゃ風邪だ、と。
しかし今更引き返すわけにもいかず (とそのときは思っていましたが、引き返すべきでした)。
ほんとうに、死ぬかと思いました。
詳しいことは、登山レポにて書きたいと思います。天気予報では晴れだったのに雲に覆われガスに包まれ僕は息絶え絶え、でもそんななかにもドラマが! という波瀾万丈な登山になったので、善くも悪しくも濃い登山レポになるかと思います (自戒と警告の意味も兼ねて書きます)。が、この前行った武甲山のレポがまだ書けていないので、まずはそちらですね。今週中にはどうにかUPしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは。
筑波山に登ってきた【登山レポ】
もう2週間も前のことになるが、大学の友達Sと筑波山に登ってきた。ここでは、遅ればせながらそのときのことを記したいと思う。
10月26日 (月) 晴
前回は奥武蔵の棒ノ折山に登った僕とS。ほぼ1週間に1度のペースで山に登る中、「そろそろ筑波山は押さえときたいよな」ということで、今回は筑波山に登ることになった。筑波山は茨城県つくば市にあるが、新宿から1時間10分と意外に近い。「西の富士、東の筑波」とも称されるこの筑波山に登るにあたっては当然ながら混雑が予想されたため、少しでもそれを避けるために実行日には平日を選んだ。大学生万歳。
9:46 つくば駅着
筑波山に登るには、つくば駅ロータリーの「つくばバスセンター」から40分ほどバスに揺られないといけない。つくば駅までは、都内からだとつくばエクスプレスに乗る。この日、僕とSは10:00発のバスに乗るべく、9:40つくば駅集合にしていた。つくば駅集合といっても、同じつくばエクスプレスに乗ることになるので結局は電車内での待ち合わせとなる。僕は平日朝のラッシュを嫌い、日暮里や北千住ではなくあえて武蔵野線の南流山という駅からつくばエクスプレスに乗り込むことに決めていた。狙い通り、平日朝といっても武蔵野線はさほど混んでいない。それどころか座ることができた。僕はサラリーマンの中に混じって座席に腰を下ろし、ザックから深田久弥『日本百名山』を取り出した。我ながらなんともミーハー的な行為だが (恥ずかしいので表紙はブックカバーで隠していた)、せっかくだからと「筑波山」の項を開く。
筑波山を日本百名山の一つに選んだことに不満な人があるかもしれない。高さ千米にも足りない、こんな通俗的な山を挙げるくらいなら、他にもっと適当な名山がいくらでもあるではないかと。しかし私があえてこの山を推す理由の第一は、その歴史の古いことである。……
こんなふうに始まり、『常陸風土記』にまで遡る歴史、宗教登山としてだけでなく、遊楽登山としても親しまれていた山であること、『万葉集』に詠まれていること、筆者の思い入れ、名の謂われについての考察などが章の最後まで抒情に満ちた筆致で認められている。『日本百名山』は、随筆としてもなかなか面白いと思う。1つの章が2、3頁なので「筑波山」の項もすぐに読み終わり、それからは気分に委せて目についた章を読んでいく。前前回に行った大菩薩嶺の章もあった。深田久弥が登った時と今ではだいぶ山のようすが違うらしい。まだバスも通っておらず、ほとんど登山客のいなかったかつての大菩薩嶺に思いを馳せる。……
そして、僕はやらかす。
朝早かったためか、つくばエクスプレスへの乗換駅、南流山駅を寝過ごしてしまったのだ。目を覚ますと新松戸。ここどこやねん。
スマホでナビタイムを起動している間に扉は閉まり、再び電車は動き出す。この時点で「ヤバイ」とは思っているものの、寝ぼけているためか頭は働かず。
やっと立ち上がったナビタイムで見てみると、やはり南流山を通り過ぎてしまっていた。次の新八柱駅で降りると、反対ホームに電車。朝から全力疾走。そして扉が閉まる寸前に乗り込む。これが功を奏して、どうにか予定より6分遅れの46分につくば駅に着くことができた。心優しいSは、アイアンクローだけで許してくれた。
10:00「つくばバスセンター」発
10:40「筑波山神社入口」着
筑波山神社
山頂までは主に御幸ヶ原コースと白雲橋コースの2つのコースがあるのだが、巨岩、奇岩が楽しめるということで、今回は白雲橋コースを選択した。白雲橋コースへは、筑波山神社の右側にある細道を進んでいく。
登山道入口
バスではけっこうな数の登山客が乗っていたのだが、いつの間にか自分たちだけに。
予想外に、けっこうえげつない (道が)。
「ここに白蛇が住むといわれ、白蛇を見たものは財をなすといわれています。」
白蛇さんカモーン。
えげつない。
「古来「石門」といい、聖と俗を分ける門。頭上の岩が落ちそうで弁慶も七戻りしたといわれています。」
石門を通り抜けるS。
「頭上の石」。こりゃ弁慶も七戻りするわ。(「七戻り」ってなんやねん)
ちなみに、通り抜けた側から見るとこんな感じ。
母の胎内くぐり「筑波山禅定 (修験の行) の行場の一つ。岩を抜けることで、生まれた姿に立ち返ることを意味しています。」
国割り石「往古諸神が集い、この石の上に線を引き、神々の行くべき地方を割りふったといわれています。」 これを見ると、国割りの昔から権力差だけはあったようだ。
裏面大黒「大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿のように見えることから呼ばれています。」 僕にはゴリラの後ろ姿に見えた (ごめんなさい)。
確かに大仏に見える。
12:30 筑波山頂 (女体山頂) 着
山頂からの景色は抜群!
どうやら先端の岩に座って写真を撮るのが恒例らしいので、僕とSも挑戦した。この岩、僕らの前にいた森ガールたちは笑顔で座ったり立ったりしてたけど、崖下に向けてけっこうな角度で傾いてるし、つるつる滑るので怖い怖い。というわけで、Sに撮ってもらった僕の写真には、かなり引きつった顔が収められていた。
西に見えるは男体山 (871m)。このあと行きます。
筑波山神社本殿 (?)
ガマ石。口の中に石を投げ入れると金持ちになれるとか。みんなが投げては溜息をこぼすなか、Sが成功して喝采を浴びた。
御幸ヶ原。ここのテーブルでランチタイム。
例によってカップヌードル&おにぎりに、
コーヒーブレイク。が、今までとひと味違うのが、今回は単なるドリップコーヒーではなく、フィルタに入れた粉にお湯を注いでいること。……そう、ドリッパー買いました!
これ。2人用ということで適当に買ってみたが、特に問題なく使えた。フィルタは、市販のものでも代用できる。
さて。コーヒーブレイクが終わったら、いざ男体山へ。
えげつない。(3回目)
男体山頂 (871m)。御幸ヶ原から15分ほどで着いてしまった。女体山頂に比べるとかなり地味。
男体山頂からの景色。
女体山、男体山と制覇したあとは、いったん御幸ヶ原まで戻り、御幸ヶ原コースを通って下山。筑波山は麓の宮脇駅〜山頂間をケーブルカーが通っており、当初は復路はケーブルカーに乗ることを考えていたが、思っていたより時間的にも体力的にも余裕があったため (確か下山開始時刻が14:30くらい)、徒歩での下山を選んだ。
驚いたことに、下山中はこの1枚しか写真を撮っていなかった。やはり下山は足元に神経を使うので、写真を撮っているような余裕がなかったのだろう。しかしそれにしても極端過ぎ。
ちなみに、下山中は専ら「天然の女の子をどう思うか」について話していた。確か『ヤマノススメ』のここなの話から、天然の女の子の話に移ったのだと思う。ちなみに僕は女性に限らず天然のひととはなぜか相性が悪いため、苦手意識が強い。そのほかにも、というか僕にとってはこっちのが大事な会話だったのだが、人間の根本的なところについて話をした。今まで誰もわかってくれなかった感覚をわかってくれて嬉しかった。こういう話ができる友達がいてくれることはほんとうにありがたい。
スタート地点の「筑波山神社入口」に戻ったあとは、座るために1本バスを見送ったあと、16:00発のバスに乗ってつくば駅まで戻った。つくば駅前にはザ・ノース・フェイスやパタゴニアの入ったショッピングビルがあったため、そこでしばし登山用品をひやかす。ゴアテックス……。ほしいんだけど、やっぱ高ぇよ……。
まとめ
写真は日が沈んだ後のつくば駅前
日本百名山の中でも最も標高の低い山、また週末は大量の登山客で賑わう人気の山とあって勝手に高尾山のような山を想像していたが、思っていたよりも登り甲斐があり、山頂からの眺望も1000mに満たないとは思えないほど優れていて、「西の富士、東の筑波」と称されるのも道理だと思った。ウィキによればそう見えるだけで実際は独立峰ではないとのことだが、つくばエクスプレスやバスの中から望む筑波山の姿はまわりに峰がない (ように見える) だけなおさら圧巻であり、なるほどこの山が古くから熱心な山岳信仰の対象とされてきたのもうなずける。
そして、筑波山の魅力はなんといってもその手軽さだろう。茨城県に座しながら、都心から1時間強で行けるというのが素晴らしい。標高差はそれなりにあるが (656m) 決して難易度の高い登山ではないし、ケーブルカーが通っているので体力面に不安があればそちらを使うこともできる。手軽さのわりには景色も良いし、個人的には高尾山よりも断然オススメだ。
登山ルートに関しては、往復路とも徒歩なら悩むこともないが、どちらか一方をケーブルカーにするなら徒歩のほうは白雲橋コースにされることをオススメする。理由は実際に両方歩いてみて白雲橋コースのほうが面白かったから。しょっちゅう巨岩奇岩が現れるので、あまり疲れを意識せずに頂上まで楽しんで登ることができる。
最後に。今回、晴天にも恵まれて充実の登山となったが、平日にしてはけっこう混雑していたので、ほかのブロガーの方も書かれているように土日は地獄だと思う。行くなら絶対平日の、それもなるべく早い時間のほうがいい。どうしても土日でないと行かれないという方は、自家用車を利用するなどして早朝に行かれることをオススメします。
行程 (あとで思い出しながら書いているため、正確さには欠けます。あくまで参考程度にしてください)
9:46 つくば駅着
10:00「つくばバスセンター」発
10:40「筑波山神社入口」着
12:30 女体山頂着
12:50 御幸ヶ原着。ランチタイム。
14:00 御幸ヶ原発
14:20 男体山頂着
14:30 御幸ヶ原着
15:30「筑波山神社入口」着
16:00「筑波山神社入口」発
16:40 つくば駅着
おまけ
筑波山神社入口の電話ボックスにいらしったガマオヤビン。
筑波山神社に奉納されていた酒樽。地酒について知るにはこれがいちばんと思い、大きめの神社に行ったときは毎回チェックしている。宮坂醸造の「真澄」を知ったのも、諏訪大社に奉納されていた酒樽からだった。右から順に、「霧筑波」「男女川」「徳正宗」「副将軍」「花の井」「紫峰」。
よく見ると、蜻蛉。(写真右下)
バスから見えた筑波山。
御幸ヶ原から見上げた限りなく透明に近いブルー。
『うたかたの音楽会 第2幕』in 早稲田祭2015
今日 (土)、明日 (日) は我が早稲田の学祭です。普段は人混みを厭んで早稲田の学祭なんかには絶対に行かない僕ですが、今回は『うたかたの音楽会 第2幕』に僕の大好きなアーティストsugar meさんが出演されるということで、人混みを掻き分けて行ってきました。
この『うたかたの音楽会 第2幕』、出演されるのはsugar meさんだけではなく、平賀さち枝さん、南壽あさ子 (なすあさこ) さん、テニスコーツさんの計4組。僕の目当てはsugar meさんでしたが、1番手のsugar meさんが終わったあとも新たな出逢いがあるかもと思って最後まで残りました。そして、出逢いはありました。それについてはあとで書くことにして、まずはsugar meさんの公演について書きたいと思います。
演目
1 Rabbit Hole Waltz
2 Sometimes Lonely
3 1, 2, 3
4 Emily
5 To be Alright
6 ? (未発表曲?)
7 As You Grow
会場に入るとsugar meさんが後ろで物販をしていて、CD購入者にサインをしていました。僕は既にタワレコですべてのアルバムを買ってしまっていたので持参していた『AROUND the CORNER』を差し出し、図々しくもサインをお願いしました。sugar meさんは快く引き受けてくださり、少しだけお話することもできました。小学生みたいな感想になりますが、超嬉しかったです。
13:30になるとアコースティックギターを手にsugar meさんが登壇し、『うたかたの音楽会 第2幕』がスタート。(『第1幕』は2年前の早稲田祭2013で行われたそうです
。あの青葉市子さんも出演されたとか)
個人的に、Sometimes LonleyとEmilyが良かったです。Emilyは元々大好きな曲だったのですが、Sometimes Lonelyは今まではそこまで注目していなかった曲なので、ライブで聴いて「こんなに良い曲だったんだ!」と遅ればせながら気づかされました。ライブでそうした発見を与えてくれたsugar meさんの力量に脱帽です。sugar meさんの声は生で聴いても朝の風みたいに透き通っていました。もちろん歌唱力も抜群で、何もかもがCD以上でした。これからも聴き続けて行きます。
2番手は今回初めて聴く平賀さち枝さん。
平賀さんは失礼を承知で言えばどこか田舎っぽい垢抜けなさがあるんだけどそこがまた魅力的でもあって、身近な事柄を自分の言葉で素直に歌い上げているところが良いなと思いました。もしかして演歌に造詣があるのかな? ところどころ「コブシ」みたいなのがあって、特徴的でした。それとなんとなくandymoriを連想させるところがあって、具体的にどこがと聞かれるとわからないのですが、惹かれました。公演後、CD買いました。
3番手の南壽あさ子さんにはハートを撃ち抜かれました。正直、このライブでいちばんインパクトがあった。なんて言えばいいのか、とにかく「聴き惚れ」たんです。切なくて儚げなんだけど伸びやかで光に溢れているようでもある声で、曲調もポップなんだけどそこらの掃いて捨てるようなポップとは一線を画す独特さがあって、詞も難しい言葉を使っているわけではないのに独自性がある。南壽さんは前出の2組とは違いアコースティックギターではなくピアノで弾き語りをしていたのですが、綺麗な音色と声、それらが生み出す世界観に心地良く溺れているうちにあっという間に公演が終わってしまいました。ほんとに素晴らしかった。もちろんCD買って、お金が無くて買えなかった分はTSUTAYAで借りました。この前sugar meさんの『AROUND the CORNER』を買ったばかりなのに今日また平賀さん、南壽さんとCDを買い求めてしまったので金欠です。やばいです。でも後悔はしていません。
4番手、テニスコーツさんは正直好みではありませんでした。なのでここでは割愛します (ボーカルはうまかったです)。
そんな感じで、お目当てのsugar meさんだけでなく、平賀さち枝さん、そして南壽あさ子さんという素晴らしいアーティストに出逢うことができて、今日はほんとうに幸せな1日でした。音楽でも小説でも、真っ直ぐなものに触れるとこちらも頑張ろうって気になりますが、まさにそんなやる気の出る出逢いの連続でした。特にsugar meさん、南壽あさ子さんの音楽には大いに励まされました。僕も引き続き小説家目指して頑張って行こう。
このような素晴らしい場を用意してくれた4組のアーティスト、運営のROCK STEADY WASEDAさんには感謝感謝です。刺激的な音楽会でした。やっぱ生音最高!
sugar me
武甲山に登ってきました!
昨日の記事で書いたとおり、本日は幼馴染のKくんと登山に行ってきました。
登った山は、秩父盆地の南に座す武甲山 (1304m) です!
武甲山は秩父の名峰と誉れ高き山で、山頂からは秩父市街を一望することができます。上の写真を見てもわかるように北側斜面は石灰岩採掘のために削られ、痛々しく殺伐とした姿になっています。その山容は見る者を圧倒し、また惹きつけてやみません。秩父市街を歩いていると至るところで武甲山が見えるのですが、大迫力の山容に標高の高さもあいまって、目立つ目立つ。さすが秩父のシンボルと言われるだけあるなと思いました。
本日は晴天にも恵まれ眺望も良く、また武甲山自体もほんとうに素晴らしい山だったので、今度の登山レポは充実したものになると思います。おまけに今回は登山後に『あの花』のメイン舞台とも言える旧秩父橋にも行ってきたため、そちらのことなんかもちょこっと書きたいと思っています。旧秩父橋に行く途中では、思わぬ出会いもありました。
それでは、とりあえずは未だ書けていないこの間の筑波山レポを書き上げてから、できるだけ早いうちに今回の武甲山レポをUPしたいと思います。UPできた暁には、どうぞよろしくお願いします。