バイトいやいや月間⑯ ともあれフィナーレ

 

3/28 (火)

 

小学校の先生なめてました。マジすんません。

これまでぼくは、小学校の勉強とか誰にでも教えられるし、中高と違って部活動もないし、小学校の先生って楽そうだなあと思っていた。が、塾で小学生のクラスを持つようになって考え方がまるっきり変わった。小学生は怪獣だ。彼らの先生になるということは、怪獣が所狭しとひしめいている檻の中にひとり孤立無援で放り込まれることに等しい。マジやってらんねえ。小学校の先生、これまでなめてて申し訳ありませんでした。塾講ですらこんなに大変なのだから、小学校の先生ともなれば毎日が戦場だろう。

子ども好きの人ならいやじゃないのかもしれないけど、ぼくはとりたてて子どもが好きなわけじゃないのでストレスが半端ない。もちろんがんばって勉強していたりすなおに言うことを聞いてくれる子もいて、そういう子たちに対してはこちらもできる限りフォローしてあげようという気にもなるけれど、大半はどうしようもない子たちで、まあ無理矢理塾に来させられてるんだろうし彼らをやる気にさせるのはこちらの仕事なのでそこはしかたないとしても、人としてどうなのって言いたくなるような子が多い。「小学生なんだから」と思われるかもしれないが、私的にはこうしたことに小学生も大人もないと思う。すなわちまともな人間は子どもの頃からまともだし、そうでない人間はそのまま大きくなっていくのだ。そしてまともであるかないかはほとんど家庭によって決まる。まともな家庭の子がまともな大人になり、そうでない家庭の子がそうでない大人になる。ここの負の連鎖を断ち切るのが先生という職業なのかもしれないが、バイトの塾講師にはどだい無理な話だ。そこまで求められては困る。

 

そんなわけでめちゃくちゃ疲弊して小○社&国、中○英と授業した後、いちおう春期講習前期が終了したということですべての家庭に電話連絡を行った。これまでにも書いたとおりぼくは電話が苦手でもし自分の電話のようすを録音で聞かされたら赤面&遁走すること間違いなしのレベルなのだが、そんなこともいってられないので次から次と、ひたすら、1時間ぶっ続けで電話していた。さすがにこんだけすれば少しは慣れてくるもので、最後のほうはどうにかまともな会話ができていたのではないかと思う。

当然、楽しみにしていたサッカーには間に合わなかったので、帰宅して晩ご飯を食べたあと、録画で見た。結果は4-0で日本の勝利だった。勝てたのはよかったけど、内容的にはいただけない試合だった。MOMは1G2Aの久保。次点はUAE戦に引き続きビッグセーブ&PKセーブの川島。素人目では、酒井高&山口のダブルボランチと森重が不安だった。

 

「バイトいやいや月間」と称し、これまで長らくバイトに関するあれこれ (主に愚痴) を書いてきたが、今月のバイトはこれで終わった。ので、「月間」としてはこれで終了となる。とはいえ4月から春期講習後期も始まるし、バイトじたいは今後も続けていく予定なのでぜんぜん落ち着いたという感じはしないのだが、なにはともあれ、最低週4のいやいや月間は乗り切った。

今月はろくに本も読めずバイトばかりしてしまったので、これからはそうしたことや執筆、勉強、そして友達と遊んだりできたらなと思う。

 

バイトいやいや月間は終わった。春期講習はつづく (ともあれフィナーレ)。