バイトいやいや月間⑧

 

3/14 (火)

 

いった、書くことがない。

きょうは昼下がりから母の友人が来るということで、ぼくは遠慮して外出した。といっても行くところがなかったので近場のカフェで本を読んでいた。小林秀雄の作品集を読んでいたのだが、すぐに眠くなってきて、途中からは『アドルフに告ぐ』を読んでいた。『スローターハウス5』を読んで大戦下のドイツのことをもっと知りたいと思い、『夜と霧』を読んでホロコーストのことをもっと知りたいと思ったのだった。ほんで手塚治虫もろくに読んだことがなかったのでちょうどいいと思って読み始めたのだ。全五巻のうち第三巻まで読んだが、おもしろい。なんていうか、横山光輝の『三国志』とか『項羽と劉邦』的なおもしろさがある。ダイナミックな筋と効果的な構成。手塚治虫はインテリだったんだなと思った。

さて、バイトはきょうもB校だった。B校の塾長は若くてハンサムで感じがいいので、今回も2コマのところを1コマにしてくれた。どういうことかは説明が面倒くさいのでバイトいやいや月間③を読んでください。

というわけでぼくは1時間だけ授業をして退社した。久しぶりに仕事が休みだった母が豚の角煮を作ってくれていた。秩父錦の熱燗でいただいた。非常においしかった。

 

毎回こんな感じやったらええのにと思った。バイトいやいや月間はまだまだ続く。