バイトいやいや月間③

 

3/7 (火)

 

今日はぜんぜんいやじゃなかった。

もともと中○国×2だけだったので気が楽だったし、いざ出社すると「まとめて1回の授業でやってもらうことになったから1コマだけでいいよ」といわれた。どういうことかというと、クラスAとクラスBに分けて同じ内容の授業を1コマずつする予定だったのが、クラスAとBを1つの教室にまとめて授業することになったため本来の2コマから1コマやればいいことになったわけだ。しかも給料は2コマ分だしてくれるという。塾長には後光が差していた。

というわけで1コマだけ国語の授業をして退社した。今回はハプニングもなく、予習していた範囲がそのまま授業範囲となったので、自分でもまあまあ納得のいく授業ができた。あとやっぱ国語がいちばんやりやすいと思った。ぼくはこれまで国語と英語、どっちかやってくれと言われたら英語を選んでいた——というのは明確な基準がない国語と比べれば英語のほうがずっと教えやすいと思ったからだ——が、授業をする際にはいかにその教科の知識があるか、付け焼き刃ではない知識があるか、自信を持っているかが肝要なので、けっきょくぼくの場合はすなおに国語を教えたほうがいいのだなと思った。

出社したのは19時前、帰宅したのは21時だった。明日はバイトがない。いまうきうきでこの文章を書いている。ああ、やっぱふだんの校舎よりこっちの校舎のほうがいいなあ。融通きかせてくれるし、塾長は若くてハンサムだし、雰囲気も明るいし、事務の女性社員は溜息ばっか吐いてるし (社会人の闇……)。なにはともあれ、ふだんの校舎より馬が合うのは確かだ。

 

今回は『Abbey Road』を聴きながら書いた。「Come Together」はやっぱりかっこいいなあと思った。バイトいやいや月間はまだまだ続く。