apathy

 何事においても無関心、無気力、無感動になる状態のことをアパシーというそうですが、どうやらこれになっているようです。ブログを最後に更新したのは一週間前。ですが少なくとも二週間前にはこのどうしようもない状態になっていた気がします。

 もうね、ほんとうに何に対してもやる気がでない。大学に行くのも億劫だし、そもそも外に出たくない。小説を書くのも面倒で、我ながら非生産的な時間を送っています。
 別にこうした状態に陥るのは今回が初めてではなく、中学生の頃から何度も鬱ぎの虫を経験してきましたが、今回のは今まででもいちばん酷い。食欲性欲物欲その他人間ならば当然持っているはずの欲がすべて睡眠欲に置き換えられ、一日中寝ている日々です。
 よしもとばななの小説ならば何らかのキッカケがもたらされて無気力ゆえの眠り病に罹っている主人公もひとまずの落着を見せるのでしょうが、ここは小説の世界ではなく現実世界。そんな都合の良い展開があるわけもなく。

 おそらくこのアパシーは現実に対して希望を持てないこと、唯一の希望であった小説家になるという夢がどうやら無理っぽいということにいい加減目をそらせなくなってきたことに由来しているのだと思います。

 何かキッカケがほしいです。とにかく無理矢理にでも遠くへ出かけるとかバイトを始めるとか何かしらのアクションを起こす必要があるのは重々承知しているのですが、そんなことが出来るのならそもそもアパシーになんかなりません。

 いやはや、どうしようもない。