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これからのこと

ふがいない院生は空を見た

薄皮あんぱんとゆで卵の中のマスクメロン

 例のごとく起きたら昼前だったので、薄皮あんぱんを2個だけつまんでぼーっと本を読んでいたんですが、14時を越えたあたりから「このままじゃまた1日ムダにしてしまう! このままじゃダメだ! 逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」と後ろ暗さに耐えきれなくなってきたので、意を決して新宿に行ってきました。

 新宿には今日もいろいろなひとがいました。何かの曲をハミングしながら歩くおじさん、どでかい虫取り網を持った青年、スタバでコーヒーを待っているときになぜか両手をぶんぶん振っている女性、忌野清志郎のような外見をしたおばさん、etc。
 僕はそれらのひとを遠巻きにしながら西口ブックオフに向かいました。ちょうどエレベーターが来ていたので急いで乗り込み、6階を押します。
「この階には止まりません」
 はぁ? 止まりませんっていわれても、ブックオフはこの階なんですけど。
 もういちど押します。
「この階には以下省略」
 わけがわからず、ひとまず1階でエレベーターを降りました (僕が乗り込んだのはB2階)。エレベーターのすぐ横に、ポスターが貼ってありました。

「9月3日〜9月5日 改装工事」

 
 ……さて! そういうわけで今日は久々に東口ブックオフに行き、レイモン・ラディゲ『肉体の悪魔』、トーマス・マン魔の山』(上下) を買いました。『肉体の悪魔』は図書館で読んで以来ずっと探していたので見つけられてよかったです。

鋭利で的確な文体、内容のおもしろさもさることながら、時々挿まれるアフォリズムがまたカッコイイ。一例を引く。「――年齢は争えないもので、僕の危険な軽蔑癖も、ひとが僕の気に入るようなぐあいに僕に目をかけてくれるや、たちまち氷のように溶けてしまった (…) 僕たちは二人連れ立って歩いたので、人ひとりが自尊心を持ちながら歩かねばならなかった道を半分に縮めることができたのだった。」

 読書メーターに書いた僕の感想です。未読の方はぜひ。


 『魔の山』のほうは未読ですが、マンの『トニオ・クレエゲル』は僕のバイブルなので、ずっと読みたいと思っていました。読んだらまた感想を書きたいと思います。

 あとこれまでの話とはぜんぜん関係ないんですが、今日、赤信号で横断歩道を渡っていたら、「赤だから渡っちゃいけないのに!」と女児に怒られました。昨日はおじさんで、今日は女児です。明日は紅顔の美少年かもしれません。というか、子どもの前で渡っちゃダメですね。以後改めマスクメロン

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